債務整理の種類

債務整理と言うのは借金返済が困難な場合、法的な処置を取ることを総称して債務整理と呼ぶ。債務整理にはいくつかの種類に分けられる為、自分がどのような借金返済状態なのか?という事をしっかりと把握した上で選択する事が重要となる。債務整理には大きく分けて【自己破産】【任意整理】【個人再生】【特定調停】の4種類に分けられる。それぞれ手続きの方法も異なっており、費用や誰に依頼をするのか?という部分も分かれてくる。債務整理の中でも【自己破産】が一番大事の手続きにはなるが、今ある借金すべてを帳消しにしてくれる唯一の債務整理と言える。その代わりに今持っている財産はすべて処分される事にもなる。【自己破産】にも3種類あり、同時廃止、小額管財事件、管財事件と分けられる。ほとんどの場合が同時廃止になるが、借金をした理由は規模、こういった事によってどの自己破産手続きを取るかは分けられるようになっている。同時廃止の場合で費用はおよそ30万円前後、小額管財事件で50万円ほど、管財事件で80万円ほどの費用が発生する。官報にも掲載される為、10年は新たに借金などが出来ないようになっている。続いて【任意整理】という手続きになるが、任意整理は債務整理の中でも一番多く依頼があるものでもある。この任意整理については、債権者と直接交渉をする事により、現在ある借金を減額したり、将来にわたって支払う予定の金利(利息)カットしたりする手続きになる。任意整理の場合は裁判所を通す事がない為、今の借金返済を少しでも楽にしたいという要望の方に使われる債務整理となる。【個人再生】についてだが、またの名を民事再生とも言う。この個人再生については、今ある借金を5分の1、もしくは10分の1まで減額をし、3年(場合によっては延長もあり)かけて返済をしていく手続きになる。自己破産の次に重い手続きにはなるが、借金が5000万円以下である事、返済能力があるという裁判所からの認定などが条件となる為、これに当てはまらない人は個人再生は出来ず自己破産をする事になる事も多い。しかし自己破産とは違い、個人再生の場合は持ち家や車などの財産を処分される事がない為、多額の借金があり返済が困難な場合でも持ち家を守る為に利用する方が多いのも大きな特徴となる。最後に【特定調停】についてだが、サラ金などの借金で「支払い不能に陥るおそれのある債務者等の経済的再生」のために、簡易裁判所の調停委員が間に入って、債権者と借金額や支払方法の変更について話し合う債務整理になる。利息制限法に基づいて債務を引き直し、これを3年程度で将来利息なしの分割返済に変更してもらうことを目的とする場合が多い。裁判所を通した任意整理と考えても良いだろう。このように債務整理と言っても様々な手段がある為、弁護士などに相談をして方向性を決める事が重要な事になる。

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